水はどこへ?
2005年 12月 18日
実は、この駐車場は水が良く漏れるので漏水委託業者内では密かに有名です。
↑駐車場の真ん中で、漏水。車の出入りが大変です。
古いポリ管が敷地のど真ん中を縦断しているのですが、その管がだいぶ古くなっているようです。年に一度は破裂をします。私有地内ですので、水道局も新しい水道管に入れ直してはくれません。逆に、あまり漏水が多発すると、この修理費用は県民の皆様の水道料金でまかなわれているので、修理すらしてくれなくなってしまいます。
どうしたものかと、地主の方とお話しさせて頂きました。昔の記憶を辿ってもらうと、その先に貸家が7件ほどあるのですが、駐車場の真ん中を抜けて、そちらに行っている水道管とのこと。
しかし、管網図(どの道路にどんな種類の水道管があるか、おおよそが記入してある地図のこと)をみても、その先の貸家には反対方向から新規の水道管が最近引き込まれており、漏水してる水道管は現在使っていないようです。
つまり、水は漏れているがその先にその水を使う人がいないことが考えられます。
とりあえず、漏水箇所は修理をしましたが、明日水道局の局員と相談して、不要管ならば敷地の入り口付近で閉塞する予定です。そうすれば、今後その水道管から水が漏れることもありませんしね。
想像ですが、昔は地主さんのおっしゃるとおりに奥の貸家が使っていた水道管なのだと思いますが、道や水道管も整備され、その時に行き場がなくなってしまったんだと思います。相模原市内には、他にも不明管は多くあります。職人は「お化け」と呼んでいます。